
AI猫動画のつくり方 · 基本編
人気のAI猫動画を作る方法は?画像から・テキストからの作り方と無料プロンプト
SNSで見かける、こちらをのぞき込む猫や、小さなキッチンで料理する猫。「あんなAI猫動画を作ってみたい」と思ったら、最初に決めるのは、画像を用意して動かすか、文章だけから動画を作るかです。
この記事では両方の作り方を、画像プロンプト・動画プロンプト・再生できる作例で説明します。まずは1匹・1つの場所・1つの動きで、短い動画を完成させましょう。
- 画像から動画と、テキストから動画の使い分け
- GPT Imageで猫画像を用意し、Seedance 2.5で動かす手順
- コピーできるプロンプトと、顔や動きが崩れたときの直し方
AI猫動画の作り方は大きく2通り
画像から動画を作る方法(Image to Video)は、猫の見た目が決まった1枚を出発点にします。写真やAI画像を指定し、「首を少し傾ける」「ゆっくり歩く」などの動きを文章で伝えます。一方、テキストから動画を作る方法(Text to Video)は、猫の毛柄、場所、動き、カメラまで文章で指定して、最初から映像を生成します。
| 比べること | 画像から動画 | テキストから動画 |
|---|---|---|
| 先に用意するもの | 猫の写真・AI画像と、動きの指示 | 見た目・場所・動きを書いた文章 |
| メリット | 顔・毛柄・構図を先に選べる。シリーズの基準を作りやすい | 画像を作る工程が不要。いろいろな場面を試しやすい |
| デメリット | 画像の準備が必要。元の姿勢・構図が動きを制約することがある | 毎回、顔や毛柄が変わりやすい。見た目の調整も動画生成になる |
| 向いている用途 | 同じ猫を主人公にする、ペット写真を動かす | 単発のかわいい動画、企画や構図の試作 |
| 苦手になりやすいこと | 写っていない体や、大きな向きの変化 | 複数カットで同じ猫・小物を厳密に保つ |
迷ったら「同じ猫に見えることが大事か」で選んでください。お気に入りの猫をシリーズ化したいなら画像から。まず1本作って感覚をつかみたいなら文章からでも始められます。画像を使えば顔が絶対に変わらない、という意味ではありません。生成後の確認はどちらにも必要です。
制作費は、生成回数と選んだモデル・設定で変わります。画像からの場合は画像を用意する手間や費用も含めて考えますが、見た目を静止画で決めてから動画に進める利点があります。文章からの場合も、安くなるとは限りません。修正のたびに動画を作り直すなら、先に画像で固めた方が試行を減らせる場合があります。
最初の設定:ツール・モデル・画面の形を決める
本記事では、利用サービスにHiggsfield、画像づくりのモデルにGPT Image、動画づくりのモデルにSeedance 2.5を使う流れを案内します。サービスは作業する場所、モデルは生成を担当するAIの種類です。同じサービス内でもモデルが違えば、毛並みや表情、動きの雰囲気が変わります。
| 設定 | 最初に試す目安 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 動画モデル | Seedance 2.5 | 掲載する8秒動画とモデルを合わせて比べる |
| 長さ・解像度 | 8秒・480p | 短い動きと構図を先に確認する。本番の画質は用途に合わせる |
| 縦横比 | ショート投稿なら9:16、横長なら16:9 | 投稿先に合わせ、元画像も同じ比率で用意する |
| 構成 | 1匹・1場面・ワンカット | 途中で別の猫や場所に変わる要因を減らす |
| カメラ | まずは固定 | 猫の動きとカメラの動きを同時に調整しない |
480pは本記事の試作設定で、どの用途にも十分な画質という意味ではありません。大きな画面で見せる作品や文字を重ねる動画は、動きを固めてから投稿先に合う解像度を検討してください。利用できるモデル、料金、設定項目は変わるので、生成直前の画面を確認します。プロンプトが無料でも、生成サービスの利用まで無料になるわけではありません。
方法1:猫の画像を作ってから動画にする
① 動き始めに使える猫画像を用意する

元画像は、かわいさだけでなく「何を動かせるか」で選びます。歩く動画なら全身と足元、その先の空間まで見える画像。表情を見せる動画なら、顔が大きく写った画像です。顔のアップから急に走り出す指示をすると、写っていない体や床をAIが補う必要が増えます。
上の画像は、猫がすでにカメラへ近づいた構図です。そのため今回は「鼻を近づけてにおいを確かめる」「少し首を傾ける」という小さな動きを選びます。元画像を作り直す場合は、下の全文をコピーし、毛柄や背景だけ変えてください。猫の写真を使う場合は、自分で撮影したものなど、利用できる権利のある画像を用意します。

猫:鼻先から見上げる猫
登録なしで使える
Use case: photorealistic-natural. Create one original standalone full-bleed landscape 3:2 cat image for a prompt gallery. Scene: 1A curious orange tabby domestic cat leaning toward a camera placed two centimeters above the wooden floor, nose large in the immediate foreground, alert ears and wide amber eyes, body receding behind it. A 20mm wide-angle candid photograph, side window light, low floor-level perspective, playful inquisitive expression, soft uncluttered apartment background. Constraints: Use an invented ordinary cat, not an identifiable famous animal or an existing character. No imitation of a named artist or studio. No brands, logos, readable text, watermark, signature, border or split panels. Preserve believable feline anatomy, the correct number of legs, paws and tails, and a comfortable safe setting.
用途:自然な実写表現。プロンプトギャラリー用に、単独で完結するオリジナルの猫の画像を1枚、余白のない横長3:2で生成する。 場面:1好奇心旺盛な茶トラの飼い猫が、木の床から2センチの高さに置いたカメラへ近づく。鼻先をすぐ手前に大きく写し、耳を立てて琥珀色の目を大きく開く。胴体はその奥へ続く。20mm広角レンズの自然なスナップ写真で、横からの窓の光、床すれすれの視点、楽しげで興味津々な表情、すっきりぼけた室内を描く。 制約:創作した一般的な猫を使い、誰かと特定できる有名な動物や既存のキャラクターにはしない。名前のある作家やスタジオの模倣はしない。ブランド、ロゴ、読める文字、透かし、署名、枠、分割パネルは入れない。猫として自然な体の構造と、正しい数の脚、足、しっぽを保ち、心地よく安全な場所にする。
画像の時点で脚や耳がおかしい場合は、動画化する前に直します。動画の指示で元画像の不自然さも同時に解消しようとすると、どこが原因か分かりにくくなります。
② 動画側には「何がどう動くか」を書く
Higgsfieldの動画生成でSeedance 2.5を選び、元画像を開始画像として指定します。静止画が猫の見た目を担当するので、動画の文章では動作、速度、カメラ、保つものを中心に書きます。参照画像と開始画像を選べる場合は役割が違うため、最初の画面に使いたい画像を開始画像へ入れてください。
Animate the supplied cat photograph as a single continuous 8-second photorealistic shot. Preserve the same orange tabby, facial markings, room and warm window light. Keep the low floor-level camera completely locked. The cat stays where it is, gently sniffs toward the lens, slowly tilts its head slightly to one side, then blinks once and settles. Only subtle whisker, ear and breathing movement. Preserve feline anatomy and the visible paws; no new animals, no walking toward the camera, no scene transition, no zoom, no text or logos. Quiet natural curiosity, no exaggerated stretching or face deformation.
元画像の茶トラと部屋を保つ。カメラを固定し、猫はその場でにおいを確かめ、少し首を傾け、1回まばたきする設計です。8秒・480p。日本語でも「保つもの」「動き」「カメラ」を同じ順に指定できます。
動作の指示は「自然に動く」だけで終わらせず、「ゆっくり首を少し傾ける」のように対象と変化を決めます。「かわいく」「高画質」を重ねても、動きの順番は伝わりません。逆に、歩く・跳ぶ・回る・鳴くを8秒に詰め込むと、途中の動作が省略されたり、体が崩れたりする原因になります。
画像から動画の基本は、見た目を画像、動きを文章で分担することです。Higgsfieldの公式ガイドも、元画像を用意して動きを指定する手順を案内しています。細かな操作は画面更新で変わるため、画像から動画を作る公式ガイドも確認できます。
方法2:文章だけでAI猫動画を作る
① 猫・場所・動き・撮り方をひと続きにする
テキストから作る場合は、画像が担当していた情報も文章にします。「猫が歩く」より「明るい部屋の木の床で、1匹の茶トラが低いカメラに向かってゆっくり近づく」と書く方が、狙う画面が明確です。さらに最後の表情を決めると、ただ動くだけの動画から、小さな出来事のある動画になります。
one orange tabby cata warm sunlit roomwalks slowly toward the cameralocked low camera, one continuous shot
猫:カメラに近づいてくる茶トラ
登録なしで使える
An 8-second photorealistic single continuous shot of one healthy orange tabby cat in a bright cozy living room. Camera fixed at wooden floor level with a natural wide-angle perspective. For the first 2 seconds the cat looks curiously at the lens, then takes three slow natural steps toward the camera, and in the final 2 seconds gently sniffs close to the lens and tilts its head. Warm window light, detailed fur and whiskers, believable feline anatomy and paw placement, four legs and one tail, calm charming expression. Maintain the same cat and room throughout. No cuts, no people, no text, no logos, no music.
陽ざしの入るリビングを床すれすれから撮影。好奇心いっぱいの茶トラ猫がゆっくりカメラに近づき、最後に鼻を寄せる。
この作例を試すときは開始画像を外し、文章だけの生成にします。顔が好みではない場合は、毛の長さ、顔の丸さ、目の色など、見た目の条件を少しずつ変えます。何度も同じ猫に合わせ直すようなら、気に入った画像を基準にして画像からの方法へ切り替えるのも一案です。
② 最初は1本ずつ生成し、結果から調整する
生成後は「冒頭の猫が好みか」「動きが伝わるか」「最後まで同じ猫か」を順に確認します。最初から何本も同じ条件で生成するより、1本で問題を見つけてから次へ進む方が、何を変えたか把握できます。文章が長すぎるときは削り、重要な動作を1つ残して比較してください。
実写風の1匹の茶トラ猫。午後の窓辺のクッションで、正面を向いて座っている。8秒のワンカット。最初は静かにこちらを見て、ゆっくり1回まばたきし、最後に首を少しだけ右に傾ける。猫の目の高さから撮影し、カメラは固定。背景も毛柄も変えない。大きな移動、別の動物、文字、ロゴは入れない。
アレンジ練習用の文章です。掲載動画の生成全文ではありません。首の向き、毛柄、背景のうち1か所だけを変え、結果を比べてみましょう。
作りたい猫動画から、動きの難しさを選ぶ
最初の1本には、まばたき、首を傾ける、視線で何かを追うといった動きが向いています。歩行は複数の足の順番、料理は道具との接触まで確認する必要があり、難しさが上がります。難しい題材を避ける必要はありませんが、最初からすべてを1本に入れないことが大切です。
| 作りたい動画 | まず試す動き | 画像から作る際の準備 |
|---|---|---|
| 癒やされる猫 | まばたき・小さな首かしげ | 顔と耳がきれいに写った画像 |
| 日常の猫 | 伸び・短い歩行 | 全身と足元、移動先の空間 |
| 料理する猫 | すでに持ったスプーンを一度動かす | 猫・道具・器の位置が明確な画像 |
| 意外な猫 | ボタンを1回押す・顔を出す | 押すものや隠れる場所が見える構図 |
うまくいかないときは、指定を増やす前に減らす
| 症状 | 見直す順番 |
|---|---|
| 顔や毛柄が途中で変わる | 動きを小さくする→向きの変化を減らす→開始画像を見直す |
| 脚が増える・床を滑る | 歩数を減らす→足元を見せる→まず静止姿勢の動きに戻す |
| 猫が動かずカメラだけ動く | カメラ固定を明記し、猫の具体的な動作を1つ書く |
| 途中で別の部屋になる | 同じ背景・ワンカットを指定し、場面転換の指示を外す |
| 猫と小物が一体化する | 小物を減らし、持ち替えや受け渡しをやめる |
| イメージと絵柄が違う | 作例と同じモデルか確認し、実写・3D・アニメの指定をそろえる |
再生成の前に、動画を冒頭・中間・終わりで止めて見ます。顔だけでなく、足と床の接地、しっぽの本数、物の形、背景の変化も確認してください。動かすと気づきにくい破綻が、停止すると見つかることがあります。直したい点を一つだけメモして、次の生成ではその条件だけ変えると比較しやすくなります。
投稿前に、映像・音・表示を確認する
最初と最後の不要な間をカットし、スマホで猫の表情が読める大きさに整えます。縦動画は投稿アプリのボタンや字幕が重なるため、顔や小物を画面の端に寄せすぎないようにします。音楽を付けるなら、その投稿先・用途で使える音源を選びます。猫の動作が見えないほどの字幕や効果音は足さなくて大丈夫です。
実写と見分けにくいAI生成映像を投稿する場合は、投稿先のAI表示ルールを確認します。YouTubeでは現実的に見える合成・改変コンテンツなどに開示を求めています。すべての表現が同じ扱いではないため、YouTubeの公式説明を参照してください。既存のキャラクター、他人の素材、音源の扱いは利用ルールも確認できます。
まず1本作れたら、次は「見たくなる理由」を作る
画像から作る方法は見た目を先に選びやすく、文章から作る方法は場面のアイデアをすぐ試せます。どちらが上というより、作りたい猫と動きで選ぶものです。下の無料作例から一つ選び、まずは一つの動作を完成させてください。
内容の最終更新:
NEXT READ

