
一枚の猫から、小さな物語へ。
ChatGPTで漫画を作るには?AIで4コマ漫画を作ってみよう
こんにちは、AI FREAKです。今回は、ChatGPTで4コマ漫画を作る方法を紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
4コマって、何から頼めばいいんだろう?
ChatGPTに「面白い漫画にして」と任せると、絵柄はよくても、オチが伝わらなかったり、途中で別の猫になったりしますよね。
今回は「新しい猫ベッドより、段ボールが好き」という一つの出来事を漫画にしました。完成したページを見てから、台本、絵、セリフの順に作り方をほどいていきます。
絵が描けなくても、何を見せたいかは決められます。最初から大作にせず、読んだ人がクスッとする4コマを一つ完成させましょう。
先に完成した4コマを読んでみよう
主人公は、いつもの丸顔のグレーの猫です。飼い主の顔は出さず、手とセリフだけにしました。登場人物を増やさず、猫の反応に視線を集めるためです。
見どころは最後の一コマ。「ベッドを買った」という期待に対して、「箱で寝る」という行動で答えています。オチは長い説明より、絵の違いで見せると伝わりやすくなります。
実際の出力では、最後のコマに眠りを表す「Z」も加わりました。指定した4つのセリフ以外にも、こうした描き込みが出ることがあります。不要なら直し、意味が通るなら採用する、という判断で大丈夫です。
生成画像をそのまま万能な完成品とせず、読めるか、話が通るかを一度確認する。このひと手間で、ただの「漫画っぽい画像」から、読んでもらえる漫画に近づきます。
絵を作る前に、4行だけの台本を決めよう
最初に決めるのは画風ではなく、何が起きるかです。4コマなら、一コマに一つの行動が目安。「見る・近づく・触る・驚く」を全部一つに入れると、どの瞬間を描けばよいか曖昧になります。
今回は、猫がベッドを嫌がるのではなく、箱をもっと気に入る話にしました。この違いがあると、猫の表情をずっと穏やかに保てます。細かな演出を足す前に、最後に残したい印象を決めておきましょう。
まず台本だけ相談する
これは台本を考えるための指示です。ここで流れを決めてから、画像生成へ進むと修正する場所が減ります。
| コマ | 絵で見せること | セリフ |
|---|---|---|
| 1 | 新品のベッドを紹介 | 新しいベッドだよ |
| 2 | 猫が前足で試す | ふむふむ |
| 3 | 隣の箱を発見 | こっち! |
| 4 | 空のベッドの横で、箱に入って寝る | そっちか〜 |
キャラクターは一枚の画像を基準にしよう
同じ猫を4回説明するより、基準画像を添付して「この猫を全コマで使う」と伝えます。今回なら丸顔、折れ耳、グレーの縞、琥珀色の目が残す特徴です。
名前だけでは、顔や服の形までは固定できません。人の漫画なら髪型、髪色、服、アクセサリーも決めておきます。二人出すときは、短髪と長髪、黄の服と紺の服など、見分ける手掛かりを付けると確認しやすくなります。
今回は背景も同じ居間にしました。別の場所へ次々に移動させないので、説明に使うコマが少なく済みます。背景が変わらない分、猫の目線やポーズの変化が見やすくなっています。
残す特徴を短く添える
同一キャラを保つ詳しい考え方は、AIでキャラ固定する方法にもまとめています。
台本と読み順を、ひとつのプロンプトにまとめよう
台本が決まったら、キャラクターの画像を添付して画像を作ります。「4コマ」だけでなく、縦に4つか、2×2かも指定しましょう。今回はスマホで上から順に読みやすい縦4コマです。
プロンプトは長くても、段落を分ければ読みにくくなりません。最初に全体のルール、次に一コマずつの内容。セリフは引用符で囲み、誰が話すかも書くのがポイントです。
今回の4コマを作るプロンプト
掲載用に読みやすく整理したプロンプトです。実際の生成時の全文は、ページ下の制作情報から確認できます。テーマを変える場合も、4行の行動とセリフを先に差し替えます。
読みにくいときは、セリフを減らして目線を誘導しよう
吹き出しが多いと、どこから読むのか迷います。会話をぎっしり入れたくなりますが、まずは一コマ一つか二つの短いセリフで試してください。
「猫は段ボールが気になったようです」と書く代わりに、箱へ向く目と伸びる体を描けば、説明を減らせます。絵で分かることを、セリフで繰り返さないだけでも読みやすさが変わります。
つい全部説明しちゃうんですよね。
その場合は、セリフを一度隠したつもりで見てみましょう。絵だけで「ベッドを見せる→試す→箱を見る→寝る」が分かれば、文章は短くて大丈夫です。伝わらないコマだけ、視線や小物の位置を直します。
2×2で作る場合は、「右上→左上→右下→左下」など読み順も明記します。横書きのSNS画像として左上から読ませるなら、その順に指定。形式を混ぜない方が、読者にもAIにも分かりやすくなります。
一コマだけ変えたいときは、場所と変更を指定
完成後に「もっと面白く」と頼むと、話や構図まで変わりやすくなります。今回は、最後のセリフだけを変えて試しました。修正前は飼い主の驚き、修正後は短い実況のような印象になります。
何コマ目の、どこを、何に変えるかを書きます。他のコマや背景は保つ条件を添えます。それでも生成編集では細部まで完全固定できるとは限らないので、元のページを保存してから試しましょう。
最後のセリフだけ変更する
文字を厳密に差し替えたいなら、画像編集ソフトで吹き出し内の文字を入れ直す方法もあります。生成し直すたびに全体を賭ける必要はありません。
コマが増える・顔が変わるときの直し方
生成結果が5コマになったら、文章を足し続ける前に、台本の各コマへ二つ以上の行動を詰めていないか見直します。「箱を見つけて走り寄り、中に飛び込む」は一コマには多いので、今回は「箱を見つける」までに絞りました。
猫の顔が変わったら、基準画像をもう一度添付します。「同じ猫で」だけでなく、耳の小ささや毛色など、変わった部分を具体的に。背景まで全部描き直すと比較が難しくなるので、一回の修正では、一番気になる違いに絞ると進めやすいです。
| 困ったこと | 最初に試すこと |
|---|---|
| コマ数が違う | 各コマの行動を一つにし、縦4枠と指定 |
| 文字が読めない | セリフを短くする/文字を後入れする |
| 同じ猫に見えない | 基準画像を再添付し、変わった特徴を指定 |
| オチが伝わらない | 最後に何が変わるのか、絵で示す |
| 一コマだけ何度も崩れる | そのコマを別画像で作り、後から配置 |
難しい一コマを別に作る場合は、ページ全体の色や線を参考に見せます。作ったコマを画像編集ソフトで並べれば、文字や余白を自分で調整できます。一発で全ページを完成させることにこだわらなくて大丈夫です。
日常ネタ以外にも、解説や仕事の漫画へ応用できる
今回の猫漫画は日常の小話ですが、サービスの説明なら「困っている人→使う→変化→納得」のように組み替えられます。読者が知りたい変化を先に決めれば、単なる宣伝文の並びになりにくくなります。
たとえば片付けのコツなら、一コマ目で散らかった机、二コマ目で置き場所を決める、三コマ目で戻す、四コマ目で探さず使える机。セリフに手順を全部書くより、動きを見せる方が伝わります。
ただし、実際に使っていない商品やサービスを、利用者の体験談のように描くのは避けましょう。創作の説明例なら、その前提が分かるようにして使います。
まずは登場人物一人、場所一つ、出来事一つ。この範囲でも、ちゃんと読める漫画は作れます。完成したらスマホで読み返し、文字を拡大しなくても流れが分かるか確かめてみてください。
作例はGPTの内蔵画像生成で制作しています。ChatGPTの画面操作を撮影したものではありません。掲載プロンプトは読者向けに整理した版です。サムネイルは作例を元に再構成したデザイン画像です。
内容の最終更新:
NEXT READ